TEMTECOMAI ORTHOSTATIC HYPOTENSION

元ダメプログラマで現ダメ中間管理職の駄文

別の PC でダウンロードして USB メモリを通じてインストールしようとした。
したっけ 「このドライバーをインストールするには .NET Framework 4.0xxx が」 とか言われた。

嘘つけ、ドライバーには不要だろ。 独自色だした設定画面とかだろ。

逃げるな戻るな

こいつだ。
スクロールさせてもすぐにリストのトップに強制的に戻される。
というかスクロールバーがマウスポインターを反復横跳びのようにヒョイヒョイと避ける。
斬新な UI である。

HP Z8 G4 をキッティング中、PowerChute Business Edition のインストーラーで問題発生。
UPS を自動探索する最初の工程、探しに行ったまま全然帰ってこない。 
APC のサポートに連絡し、アレコレと言われるままに試したのだけれどまったくダメ。

ほぼ打つ手なしにまで追い込まれたサポート。
最後に 「対応 OS の欄、"Windows 10" とだけ書いてあり、それより細かいバージョンは明記していませんので現時点での 1709 での動作保証は致しかねます」

んあー?
じゃぁ PowerChute が対応している Windows 10 てのはバージョン表記無しの、一般では既に入手不可能な一番最初のバージョンのことなのか?
いいんだな? その回答でいいんだな?


それにしても HP Z8 G4 Workstation てやつはバーベキューができそうなテラスを備えたマンションのようなワークステーションだな。
ちな OS は Windows 10 Pro for Workstation

Document

Skylake 世代で、光学ドライブを内蔵しておらず、USB 3.0 ポートしかなく、SSD と HDD を内蔵している DELL Precision 7510 に Windows 7 をインストールしようとしてはまった話。
結果から言うと、DELL のサポートサイトでは Windows の OEM ライセンスを正規に持っている PC ならば、Windows のインストール イメージをダウンロードすることができるよ、という話。

DELL の OS Recovery Tool を使えば、その PC が正規に所有する OEM 版 Windows のインストール イメージをダウンロードし、ブート可能な USB メモリを作成することができる。

  1. DELL のこちらのページから OS Recovery Tool をダウンロードする。
  2. PC にインストールする
  3. ツールを起動し、対象 PC のサービスタグを入力する。
  4. その PC が所有している OEM ライセンスの一覧が出るので、希望する Windows を選択する。
  5. インストール イメージがダウンロードされる。
  6. 書き込み先の USB メモリを選択する。
  7. ブート可能な USB メモリが出来上がる。
以上で終了。

この PC は Windows 10 Professional 64bit モデルなのだが、ダウングレード権の Windows 7 Professional 64bit を選んでとして導入し、Windows 7 Professional がプリインストールされた状態で工場出荷。
しばらく使った後に Windows 10 Professional に入れ替え。
その後、思うところあって再び Windows 7 に戻そう、と。
しかし当初から Windows 7 Professional 64bit のリカバリー ディスクは付属していないのは知っていたため、手持ちで浮いていた Windows 7 Ultimate 64bit をインストールしようという話になった。

ところが Windows 7 のインストーラーは USB 3.0 や SSD を認識してくれないらしく、Windows 7 の DVD からブートできるくせに、プリロードされたインストーラーからは DVD も SSD も認識することができないので、追加のドライバーを入れることもできない。
こういう場合は Microsoft の Windows ADK を使って、追加ドライバーを組み込み済みのインストール ディスクを作るんだよという情報が DELL サポート ページに載っていた。
Windows 7 インストールメディアにUSB3.0ドライバ・IRSTドライバを組み込む手順
この手順に従ってカスタムなインストール DVD-R を作ってブートしてみたが、Windows のインストール先ドライブを選択する場面で SSD が表示されない。
ドライバーを追加するボタンを押すと、HDD のパーティションとプリロードされたパーティション (X ドライブだったか?) と DVD ドライブまでは表示されているので、USB ドライバは機能しているようだが、SSD のドライブは見当たらない。
DELL サポートに質問しても同じページを紹介されるだけで、「工学メディアに焼いて試す」「USB メモリに焼いて試す」「外付け HDD に焼いて試す」など、ドライバーを組み込む手順はそのままに、ブートするメディアの種類を変えてみる案内ばかり。

あきらめて Windows 10 の中に仮想で Windows 7 Ultimate を作ろうかって話になっていたことろでようやくくだんのページを見つけることができた。
しかも、Precision 7510 のドライバー ダウンとーろ ページの一番下にリンクがあったし!!
Precision 7510のサポート
dell
                  

Windows 10 (1803) になった途端に BitLocker 暗号化が実行されなくなった

Active Directory に参加させた PC を所定の OU に移動させ、BitLocker に関するグループ ポリシー オブジェクトを食ったのを確認し、その PC にて BitLocker 管理ツールからシステム ドライブを暗号化しようとすると
Active Directory ドメイン サービス スキーマは Bitlocker ドライブ暗号化を実行するように構成されていません。 システム管理者に問い合わせてください。
のようなエラーが発生。
GPO で 「AD DS にオペレーティング システム ドライブの回復情報が格納されるまで BitLocker を有効にしない」 にしてあるので、「AD に格納できる準備ができてないから暗号化をしなかった」 という事でしょう。
いや、Windows 10 (1709) までは正常に暗号化されているわけで、何かがおかしい。

とりあえず成功した

対象 PC のローカル Administrators に所属している、Active Directory 側のユーザーで作業をすれば成功しました。
TechNet の US フォーラム BitLocker on Windows 10 1803 というスレッド、というかそこから飛んだ先にある Reddit の Bitlocer with AD-stored keys bloken on new 1803 installs? というスレッドのなかでサラっと成功談が書いてありましたね。

それまでの作業方法はというと、ます PC の Administrators に参加させたローカル作業用アカウントで作業を進めていた。
たまに AD 側への認証が必要になる場面では、必要とされる資格情報を入力してパスしていく。
その流れで暗号化処理もおこなっていたのだけれど、理由は不明だが、作業者なら作業者の AD 側のアカウントを PC のローカル Administrators に参加させ、その AD 側のアカウントでログオンして暗号化処理を行えばよいとの事。

根本的な解決方法にしては腑に落ちないけれど、とりあえず今回の事象に対してはこの対策法ですすめることにした。

Windows 10 (1803) 用の ADMX が公開されてるよ

これはエラーの件とは無関係だと思いますが、Windows 10 (1803) 向けのグループ ポリシー テンプレートが公開されているとのことで、こいつを早速  Active Directory のセントラル ストアに入れてしまいます。
Administrative Templates (.admx) for Windows 10 April 2018 Update (1803) - 日本語

ここからダウンロードした Administrative Templates (.admx) for Windows 10 April 2018 Update.msi をドメインコントローラー上で実行し、C:\Program Files (x86)\Microsoft Group Policy\Windows 10 April 2018 Update (1803) に展開された PolicyDefinitions フォルダーの中身をすべてセントラル ストアにコピー。
あとは他のサイトにあるドメイン コントローラーにも複製されるのを待つだけ。
待つだけ。
いつまで?
いつまで待てばいいの?
とか気になっていたら 「古い Active Directory からバージョンアップしてきた場合、ファイル複製の機能のままになってるかもよ。 今は DFSR だよ」 なんていう記事を発見。。。

そして FSR から DFSR へのマイグレーション

マイクロソフト Network & AD サポートチーム公式ブログの FSR から DFSR への移行 (SYSVOL) という記事に丁寧な手順が書いてある。
さらに、毎度本当にお世話になっている富士通のサーバー関係の PDF 文書から今回は Windows Server 2012/2012 R2 Active Directory 移行の手引き3.2.6 SYSVOL 複製方式の変更 にも丁寧な手順が書いてある。

ローカルのサイトに PDC 役を含め DC が 2台、別のサイトに 2台、さらに別のサイトに RODC が 1台計 5台の DC で作業を開始。 途中 AD の複製スパンによる待ち時間が発生しつつ正味 3時間で再起動なしに終了。

2017年秋に Infineon 社 (IFX) TPM の脆弱性が発表され、この TPM を採用している PC 各社からファームウェアの更新プログラムが続々と出ているんですが、Sufrace Pro 3 向けの更新が一向に出ません。

対象のモジュールを積んでいる WIndows 10 PC でも Windows Defender セキュリティ センターに警告が表示されているかと思います。
[設定]-[更新とセキュリティ]-[Windows セキュリティ]-[デバイス セキュリティ]-[セキュリティ プロセッサーの詳細] を見ると搭載されている TPM の情報を見ることができ、私の Surface Pro 3 では 「セキュリティ プロセッサ (TPM) のファームウェア更新が必要です」 と表示されています。
[開始する] というボタンを押すとこの件に関する Microsoft サポートのページがブラウザで表示されます。

Update your security processor (TPM) firmware (英語ページ)
日本語ページもありました。
セキュリティ プロセッサ (TPM) ファームウェアを更新する

要するに各 PC メーカーのサイトに行って対象機種向けのファームウェア更新プログラムをダウンロードして適用してね。 詳しい情報は PC メーカーのサイトで見てね。 という内容。
Sufrace シリーズの情報は載っていないけれど、これとは別にマイクロソフトの Sruface 向けページに情報がありました。
Surface デバイスのトラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) に関するセキュリティの問題

マイクロソフトは、次の製品についてファームウェアの更新プログラムをリリースしました。
  • Surface Pro 4 (12 月 8 日にリリース済み)
  • Surface Studio (12 月 8 日にリリース済み)
  • Surface Book (1 月 11 日にリリース済み)

さらに、次の影響を受ける Surface デバイスの更新プログラムをリリースする予定です。
  • Surface Pro 3

影響を受けないのは Surface 3, Surface Laptop, Surface Pro (モデル 1796), Surface Pro with LTE Advanced Model 1807, Surface Book 2, Surface HUB だそう。

マイクロソフトは、デバイスの信頼性と安全性を確保することを重視しています。 ユーザーと組織の中断やダウンタイムを最小限に抑えるために、時間をかけてこれらの更新プログラムを作成してきました。
時間掛けすぎ。
時間掛けすぎ。

もしやと思い、Surface Pro 3 更新履歴のページを見てみましたが、やはりまだのようです。
Surface Pro 3 更新履歴

ちなみに Surface Pro 4 更新履歴にはしっかりと掲載されています。

警察です、ここの事業所に Aさんという方はいますか?

お調べしますね。 ここの事業所には W1 と W2 と W3 の 3つ事業本部が所属しています。
どの事業本部をお調べしますか? W1 ですね。
お調べしますね。 W1 事業本部には 4つの部がありますね。
・・・
・・・
・・・
・・・
Aさんはここの事業所ので所属はなく、ここの事業所の W3事業本部の  X5部の Y2課の Z1係の所属ですね。
これが Z1係の従業員リストです。 どうぞ。

警察です、ここの事業所の全従業員のリストをください

はいどうぞ、全従業員です。

たらい回しもイヤだ。 かといって全部から調べるのもイヤだ。 というかハッキリと答えてほしい

Get-ADGroupMember -Identity <グループ名>
これで取れるのは指定したグループに直接参加しているユーザーやグループの一覧なので、参加しているグループのメンバーの名前はでてこない。
Get-ADGroupMember -Identity <グループ名> -Recursive
これで指定したグループに参加しているグループに参加しているグループに参加しているメンバーのように間接的に参加しているメンバー全員をリストアップできる。
でも  YES か NO で答えが知りたい。

Get-ADGroupMember は Microsoft.ActiveDirectory.Management.ADPrincipal 型のオブジェクトか、その配列を返すので DistinguishedName とか SamAccountName とか SID とか持っているようです。
比較側のユーザーは普通に Get-ADUser で取得。 これももちろん同じプロパティを持ってる。
(Get-ADGroupMember -Identity <グループ名> -Recursive | Select-Object -ExpandProperty DistinguishedName) -Contains (Get-ADUser -Identity <ユーザー名>).DistinguishedName
これで Get-ADGroupMember から返ってきた DistinguishedName の配列と Get-ADUser から返っていた DistinguishedName を比較でき、含まれているかどうかを True / False で調べられるようになった。
本質を理解していないのでイロイロ遊んでみたら、Get-AdUser 側は DsitinguishedName を引き合いに出さなくても行けました。
(Get-ADGroupMember -Identity <グループ名> -Recursive | Select-Object -ExpandProperty DistinguishedName) -Contains (Get-ADUser -Identity <ユーザー名>)
そういうものなのかと理解したつもりになって、ついでに引数名 -Identity も省略してみたけど、これでも行けますね。 -Identity はデフォルトの引数だったかね。
(Get-ADGroupMember <グループ名> -Recursive | Select-Object -ExpandProperty DistinguishedName) -Contains (Get-ADUser <ユーザー名>)
さらに冒険してみた。
Select-Object でプロパティ展開する部分は -ExpandProperty を使うのだけれど、文字が長いとか -ExcludeProperty と間違うとか、意外に嫌われているようで、Select-Object の替わりに ForEach-Object を使う事もできるんだそうな。
(Get-ADGroupMember <グループ名> -Recursive | ForEach-Object DistinguishedName) -Contains (Get-ADUser <ユーザー名>)
奥が深いというか、、、

気づいたら %UserProfile% フォルダーの中にドットから始まる名前のフォルダーがいくつもできてます。
フォルダーだけじゃなく、SQL Server の MDF ファイルなんかもあったりして、気が付かないうちに賑やかになっていました。
昔はプロファイル フォルダーの直下に勝手に物を置いちゃいけないと思い込んでました。
プロファイルの下ならデスクトップやマイ ドキュメントのフォルダーの中に置け、と。


.config / .dotnet / .nuget / .omnisharp / .vs / .vscode
%UserProfile% の下に 6つもあります。

一方、ドットから始まるフォルダーを自分で作る場合、例えば ".hoge" とか入れて確定すると 「ファイル名を入力してください。」 と怒られてしまいます。
こういう場合は .hoge. というように、フォルダー名の最後にもドットを入れると、確定後は .hoge になってくれます。

VSCode で Markdown を書く際に独自に用意した CSS を利用する方法。
Web で調べても調べても (少なくとも) 現行バージョンの VSCode では間違っているっぽい書き方らしく、絶対に CSS ファイルを読み込んでくれませんでした。


まずはワークスペースありきだそうです。
私の場合は PowerShell のスクリプトを作る過程で Markdown ドキュメントも書くので、スクリプト編集用のフォルダーを作り、そこを VSCode のワークスペースとする。
この配下に適当なフォルダーを作り、CSS ファイルを置く。
ユーザー設定またはワークスペースの設定に markdown.styles の設定を書く。


愚弟的には、E:\Scripts をワークスペースとした場合
その中に ".markdownStyle" というフォルダーを作った。(ドットから始まる必要全くなし)
ユーザー設定に
"markdown.styles": [
    ".markdownStyle/markdown.css"
],
などと書く。
ワークスペースの設定に書く場合はこうなりました。
{
    "folders": [
        {
            "path": "."
        }
    ],
    "settings": {
        "markdown.styles": [
            ".markdownStyle/markdown.css"
        ],
    }
}
このワークスペースってやつは別のツリーにあるフォルダーも論理的に含めることができるらしく、いろんなフォルダーをワークスペースに取り込んでいくと "folders" のセクションがにぎやかになっていくのでしょうかね。

Windows 2000 の時からエクスプローラーに備わっていた、Active Directory のユーザーやコンピューターを簡易的に検索するダイアログです。
Windows 10 もエクスプローラーで [ネットワーク] を選ぶとリボンに [ネットワーク] タブが出てきて、その中にある [Active Directory の検索] というボタンでダイアログが出る。
Active Directory 検索ダイアログ

Active Directory 検索

個人的には自作のショートカット ファイルを作り、そいつをタスクバーにピン留めしています。
C:\Windows\System32\rundll32.exe dsquery.dll,OpenQueryWindow
で、[表示] -> [列の選択] で検索結果一覧に表示する項目を選べまして、この中に "社員 ID" という物があるのですが、ユーザーを検索してもこの列は空欄のままでございます。 ユーザー アカウントの EmployeeNumber と EmployeeID に社員番号を仕込んであるので表示されてもいい物はずなのですが。
このツールの [社員 ID] は Active Directory ユーザーアカウントの EmployeeID ではないのだろうか。。。

と数年間悩んでいたのですが、検索場所の指定で初期値 「全部のディレクトリ」 となっているところを自分のドメインを指定して検索したら結果に社員 ID も表示されました。
ディレクトリ全体を検索する場合は取り出す属性を絞ってるんでしょうかね。
何はともあれめでたしめでたし。

今更ながら VBA の話。

ワークブックのシートをセパレートし、各シートを独立したブックとして保存するマクロを組んでいて気が付いた。
worksheet.Copy() メソッドや worksheet.Move() メソッドで引数を省略して 「新しい未保存のブックが自動的に作成され対象シートがコピーまたは移動する」 ということをになるのだけれど、このメソッドたちは新たに作られらブックの Workbook オブジェクトを返してくれない代わりに、新しいブックが自動的にアクティブになるらしいです。

つまり
Dim newBook As Workbook
Set newBook = currentSheet.Copy()
newBook.SaveAs "hogehoge"
ではなくて「新規作成されたブックは自動的にアクティブになる(はず)」 という仕様を信じ、
currentSheet.Copy()
Dim newBook As Workbook
Set newBook = ActiveWorkbook
としなければならないようです。
多分裏切られたことはないけれどできれば使いたくない ActiveWorkbook です。
まるで 「鉄棒競技で手を放し、練習通りにクルクル回れば練習通りの場所に棒がある」 みたいな。

おもわずマイクロソフトのコミュニティに投稿しちゃった事案でもあります。
よくある 「〇〇を〇〇したいというわけですね」 てきなやつ。
ようやくマイクロソフトからも復旧方法がアナウンスされた。
Windows devices may fail to boot after installing October 10 version of KB4041676 or KB4041691 that contained a publishing issue
どうやら症状に応じて 3つの選択肢に分かれるみたいですが、うちの場合は 3つ目に書いてあるケースが該当した。

WSUS で Windows Update を管理している環境 (主に法人でしょう) において発生する現象とのこと。
マイクロソフトの Windows Update サービスからだと発生しない。
  1. Windows 10 (Ver. 1703 および Ver. 1607) と Windows Server 2016 用の 2017年10月10日配信 セキュリティ更新プログラムを適用
  2. 再起動をすると Windows が起動できない。
  3. ついにはブルースクリーンが出る。
  4. そんで自動的に再起動して自動復旧画面が表示される。
  5. アップデート前の復元ポイントから復旧しようとしても、待たされた挙句にエラーで復旧不可能。

まずは復旧させます

自動修復画面で [詳細オプション] をクリックする。
[トラブルシューティング]→[詳細オプション]→[コマンド プロンプト] をクリックする。
このマシンは BitLocker で C ドライブを暗号化していたので、ここで BitLocker の回復キーを入力する。
コマンド プロンプトが起動する。
以下のコマンドを打って [Enter] キー。
reg load hklm\temp c:\windows\system32\config\software
reg delete “HKLM\temp\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Component Based Servicing\SessionsPending” /v Exclusive 
該当するキーがなければエラーが表示されるだけなので大丈夫。
reg unload HKLM\temp
ここからが本番
dism コマンドを使い、保留状態になっているパッケージを削除する操作。
次のコマンドでパッケージの一覧を表示させる。
dism.exe /image:c:\ /get-packages
警告なんかも表示されながら、ずらずらっと結果が表示される。
最後の 3つぐらい、「状態 : インストールの保留中」 となっているものがあったので、これらのパッケージを削除する。
dism.exe /image:c:\ /remove-package /packagename:<package name>
<package name> の部分は先ほど出力されたリストの 「パッケージ ID」 の値を当てはめるのだけれど、先ほどの出力結果をマウスで範囲選択してコピペすれば楽に処理できる。
「状態 : インストールの保留中」 のパッケージ分だけ繰り返し、最後にコマンド プロンプトを閉じる。
「オプションの選択」 画面になるので [続行] をクリック。
Windows ロゴが表示され、その下にクルクルが表示される。
しばらく待たされるのですごく心配になる。
画面が真っ暗になる。 (さらに心配になる)
クルクルのマウス ポインターが表示され、安心する。
ブルーの背景になる。 (またしても心配になる)
「更新プログラムを構成しています」 が表示され、安心する。
なかなか待たされる。
「再起動しています」 との表示だが、なかなか再起動してくれない。
再び 「更新プログラムを構成しています」 になる。
しばらく待って 100% の表示になる。
ログオン画面が表示される。
めでたく復旧。

原因

今月は 「累積更新プログラム」 と同じ KB 番号の 「差分更新プログラム」 というものもなぜか配信されてきてしまい、両方の更新プログラムを適用してしまった PC がこの症状に陥るとの事。
具体的には、
  1. 2017-10 x64 ベース システム用 Windows Server 2016 の累積更新プログラム (KB4041691)
  2. 2017-10 x86 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB4041691)
  3. 2017-10 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB4041691)
  4. 2017-10 x86 ベース システム用 Windows 10 Version 1703 の累積更新プログラム (KB4041676)
  5. 2017-10 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1703 の累積更新プログラム (KB4041676)
といういつもの顔ぶれの他に
  1. 2017-10 x64 ベース システム用 Windows Server 2016 の差分更新プログラム (KB4041691)
  2. 2017-10 x86 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の差分更新プログラム (KB4041691)
  3. 2017-10 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の差分更新プログラム (KB4041691)
  4. 2017-10 x86 ベース システム用 Windows 10 Version 1703 の差分更新プログラム (KB4041676)
  5. 2017-10 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1703 の差分更新プログラム (KB4041676)
という 2セットが配信されてしまい、対象 OS にて累積と差分の両方を食べてしまった。

すでに累積更新プログラムはマイクロソフトによって 「期限切れ」 とされているため、WSUS の同期を行えば配信が停止される。

こんな現象があるなんて気づかなかった。 今まで作ってきた数多くの表は大丈夫だったろうか。。。

Microsoft サポート情報

Excel でハイパーリンクを設定した後に並べ替えるとリンク先が変更される
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/410238

今まで数多くの表を作ってきたが、その中にこの条件を満たしてしまっている物はなかっただろうか・・・あったんじゃないかなぁ。

紙をスキャンして作った PDF ファイルを管理するために Excel で管理表を作り、各行に PDF ファイルへのハイパーリンクを仕込むケース、きっとあるよね。

既にハイパーリンクが設定されている Excel の表で並び替えをすると、ハイパーリンクが解除されたり、どこか別のセルに移っちゃったりと、それはもう滅茶苦茶になるらしい。
上記のサポート情報ページにある再現手順セクションにある結果がエグイこと。

原因は開示されてないよ

再現手順と回避策までは書いてあるけれど、原因までは説明されていない。
「マイクロソフト製品の問題として認識している」 とまでは書いてある。

ちょっと考えてみた。

VBA のオブジェクト モデルで考えると、一つの Excel ファイルである Workbook オブジェクトは、複数のワークシートを表す Worksheets コレクションを持っている。
Worksheets コレクションは、1枚のワークシートを表す Worksheet オブジェクトの集合体。
単体の Worksheet オブジェクトは、複数のセルを表す Cells コレクションを持っている。
Cells コレクションは一つのセルを表す Range オブジェクトの集合体。(ちょっと違うけど)

現在のブックの一番左側のシートのセル A10 の文字を変更するには
ThisWorkbook.Worksheets(1).Cells(10,1).Value = "hoge"
てな風に書く。(もちろん Range でやる場合もあるけれど)
セルにハイパーリンクを設定する場合も、作り手の感覚的には 「とあるセルにハイパーリンクを設定する」 って感じなので、
ThisWorkbook.Worksheets(1).Cells(10,1).SetHyperlink(アドレス, 表示文字列)
みたいに想像するけれど実際は違うらしい。(使ったことないので今回初めて知った)
ThisWorkbook.Worksheets(1).Hyperlinks.Add(セル番地, アドレス, 表示文字)
みたいな感じなんだと。(実際はもう少し引数があるけど)

びっくりポイントがいくつか。

  • ハイパーリンクはセルのプロパティからではなく、シートごとの Hyperlinks コレクションから操作する
  • Hyperlink オブジェクトは 「どこのセルで使われているのか」 を保持する Range というプロパティを持っている
  • Hyperlink オブジェクトは 「セルに表示する文字列 (クリックする対象の文字列)」 を保持する TextToDisplay というプロパティを持っている

あらやだ、セルの子分じゃないじゃん。 完全に独立してるじゃん。 というかセルに表示する文字まで握っちゃってるじゃん。
これを踏まえると、セル側の都合で並び替えをしちゃうと Hyperlink が追従 (各ハイパーリンクが持つ Range プロパティの値をソート後のセル番地に変更する) してないんじゃないかな、なんて想像をしちゃうのだが、先のサポートページの再現ドラマではもっとえげつない結果になっているので予想は外れているようだ。
というか、Excel 2016 で試してみたら正常に並び替えができてたし。
Excel 2010 では再現するが、Excel 2016 では解消済みってことか。
「最新のバージョンにしてください」 の一言で解決する話かよ。
もちろんそんな事を軽々しく言えればの話だが。

DELL の Precision 7510 というノート PC

BTO で 1st. HDD を 256GB SSD に交換、さらに 2nd. として 1TB HDD を追加。
さらに Windows 10 からのダウングレード権を使って Windows 7 Professional x64 がプリインストールされた状態で導入。
せっかく Windows 7 プリインストール状態で届いたものを 「やっぱり Windows 10 で使いたいから」 という要望があったため、PC に付属していた Windows 10 のメディアを使ってセットアップをすることにしたのだが、これにだいぶ苦労しましたよ、というお話。

一番の要点から言うと、DELL Precision 7510 に付属している Windows 10 のメディアでは SSD にインストールできないって話。 インストール途中のパーティション選択画面が出てこないって話。
SSD にインストールしたい場合は Microsoft のメディア作成ツールを使って取得した Windows 10 の iso ファイルを使いなさい、と。

DELL のサポートに電話して聞いた話だから確かです。
DELL の製品サポートでダウンロードできる Windows 10 のリカバリー イメージは PC に付属しているメディアと同じものとのこと。
続きを読む

2017年3月の Windows 10 累積的な更新プログラム KB4013429 は Active Directory 管理センターがクラッシュする件に対応しています。

KB4013429

Addressed issue where the Active Directory Administrative Center (ADAC) crashes when attempting to modify any attribute of any user account in Active Directory.
累積的な更新プログラムの一覧の日本語ページにはまだ掲載されていないようですが英語版のページには掲載されていますね。
まずはよかったよかった。

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