高い。ただし場合によっては。
プロセッサ ライセンスで、マルチコア プロセッサを使用すると高い。
他の DB が「マルチコア プロセッサ = 1プロセッサ」つまり CPU 1個で 1プロセッサ ライセンスなのに対し、Oracle は ついこの間までは「1コア = 1プロセッサ ライセンス」だった。
今もこの考え方は変わっていない。
この間までは
「1つのコアは1つの完全なプロセッサである。したがって 2つのコアを持つプロセッサは 2つの CPU である」
という考えだったが、現在は
「複数のコアを持つプロセッサの 1つあたりのコアはシングルコア プロセッサの 75% の能力を持つプロセッサだとみなす」
というようにしたようだ。

じゃぁいったいいくつのライセンスを購入すればよいのか。
6つのコアを持つプロセッサの場合、コアの数である 6 に 0.75 を掛けた 4.5 の小数点以下を切り上げた 5 がプロセッサ ライセンスの必要数になるらしい。

ちょっと待った。
2つのコア(っていうプロセッサがあるのかわからんが)の場合、2 に 0.75 を掛けると 1.5 なので、切り上げると 2 じゃんか。
結局 2 かよ。

まぁよっぽどのことがない限り、Oracle を薦めずに SQL Server を薦めちゃうわけだけどね。
だって年間サポートとか高いんだもん。

困ったことに、お客さんの中には妙な Oracle 神話を信じている方がいたりする。
既存システムとの連携なしの新規開発案件なのに 「DB は Oracle で」
と指名されたんで、てっきり別のシステムで Oracle を導入してるんでライセンス管理やサポート契約を簡単にしたいから Oracle を指名したんだと思うじゃないですか。
んで一応そこら辺のところを聞いてみると

「業務連携してる別の会社の担当者さんが Oracle は良い!! って言ってたんだよね」

・・・・・・

よくある話ですね。
んで先に書いたようにライセンスの話をするとビビるわけですわw
「今回あんまり予算ないんで、こんだけの機能で見積もり出して。DB は Oracle 使うから」
じゃぁ Oracle はすでに持ってるんだな、てな事を予想しながらホイホイと見積もった仕様書を提出。
「あぁこれなら承認できる範囲にギリギリ納まってるね。合いみつ取った所は 100万ぐらい高いんだよね」
内容を説明する中で、どうやらサーバ機が決定していないらしいことが発覚。転がってるサーバ機にするか、別のシステムが稼動しているサーバ機にするかって話になった。
転がってるサーバ機ならいいけど、別のシステムが稼動しているサーバ機は勘弁してほしい、と。
さらにサーバ機のハード自体の保証の話になった。
うちはハード自体のメンテ保証はやってないわけで、そうなると転がってるサーバ機を使われちゃ何も保証できないですよ、と。
「じゃぁお手ごろなサーバ機の見積もり取ってくれるかな。導入と保守契約はうちでやるから」
イヤーンな感じがしたんで

「DB の見積もりはしなくても大丈夫ですよね?」
「うーん・・・一応 DB の見積もりも出してくれるかな」

一応?・・・持ってるの? 持ってないの?
多分持ってない感じ・・・
んで Oracle のライセンス料をいくつかのパターンで見積もってみた。
今回の場合、アクセスするユーザーは業務範囲的に大枠は決まってるけど数百人ものユーザーがアクセスする。しかしアクセスする頻度はそれほどでもないし、同時アクセス数もそれほどではない。
一応いくつかのパターンで Oracle のライセンス料を見積もってみたけれど、一番しっくりくるのはプロセッサのライセンス。
それとサーバ機の見積もりと、Windows Server 2003 のライセンスも数パターン。Windows のライセンスもいくつかのパターンを提示したけれど、これは同時アクセス数によるライセンスがしっくりくる。

営業担当者に見積書を持ってってもらったんだけど、その直後「ライセンスについてちょっと質問がある」てな呼び出し。
即行で反応が来たってことは、これらに掛かる費用もこれから捻出するってことだな、と (;´Д`)ノ
なもんで「じゃぁ大まかにどんなことを質問したいのか、先に教えてください。そこら辺のことをお調べした上でお伺いいたします」と。
それから半月、音信不通(営業談)らしい・・・

・・・終わったか?