「デジタルオーディオプレーヤーへのシフトが現実に起こっているのに、手を打たずに補償金がゼロになってしまうのは困る」

何とも呆れた言い草。
「たとえ私的な楽しみであっても、著作物をデジタル媒体へコピーする場合は権利者へお金を払いなさい」と言うのが「指摘録音録画補償金制度」です。
個人で聴く権利を購入した消費者が、購入した音楽の保管方法を「移動」する度にお金を取られるわけです。

そして iPod のようなプレーヤーからもお金を徴収するかどうかを議論してるわけ。

ネットからデジタルな音楽を買う。
買った音楽は PC 内に保存される。
PC から iPod に移して聴く。
さて、この間に JASRAC は何回補償金をもらう事になるんでしょうか。
答えは 2回(たぶん)。
1回目はネット配信業者、2回目は iPod。
二重取りでボロ儲け。
てか配信業者が払ってる補償金って結局はダウンロード料金に含まれてくるわけだから、消費者が 2回払ってるんだよね。
それに対する JASRAC の言い草は「配信事業者がJASRACに支払っているのはあくまでPCへダウンロードするまでの利用料」
「利用料」って何?

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20088050,00.htm
CNET の記事