2017年秋に Infineon 社 (IFX) TPM の脆弱性が発表され、この TPM を採用している PC 各社からファームウェアの更新プログラムが続々と出ているんですが、Sufrace Pro 3 向けの更新が一向に出ません。

対象のモジュールを積んでいる WIndows 10 PC でも Windows Defender セキュリティ センターに警告が表示されているかと思います。
[設定]-[更新とセキュリティ]-[Windows セキュリティ]-[デバイス セキュリティ]-[セキュリティ プロセッサーの詳細] を見ると搭載されている TPM の情報を見ることができ、私の Surface Pro 3 では 「セキュリティ プロセッサ (TPM) のファームウェア更新が必要です」 と表示されています。
[開始する] というボタンを押すとこの件に関する Microsoft サポートのページがブラウザで表示されます。

Update your security processor (TPM) firmware (英語ページ)
日本語ページもありました。
セキュリティ プロセッサ (TPM) ファームウェアを更新する

要するに各 PC メーカーのサイトに行って対象機種向けのファームウェア更新プログラムをダウンロードして適用してね。 詳しい情報は PC メーカーのサイトで見てね。 という内容。
Sufrace シリーズの情報は載っていないけれど、これとは別にマイクロソフトの Sruface 向けページに情報がありました。
Surface デバイスのトラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) に関するセキュリティの問題

マイクロソフトは、次の製品についてファームウェアの更新プログラムをリリースしました。
  • Surface Pro 4 (12 月 8 日にリリース済み)
  • Surface Studio (12 月 8 日にリリース済み)
  • Surface Book (1 月 11 日にリリース済み)

さらに、次の影響を受ける Surface デバイスの更新プログラムをリリースする予定です。
  • Surface Pro 3

影響を受けないのは Surface 3, Surface Laptop, Surface Pro (モデル 1796), Surface Pro with LTE Advanced Model 1807, Surface Book 2, Surface HUB だそう。

マイクロソフトは、デバイスの信頼性と安全性を確保することを重視しています。 ユーザーと組織の中断やダウンタイムを最小限に抑えるために、時間をかけてこれらの更新プログラムを作成してきました。
時間掛けすぎ。
時間掛けすぎ。

もしやと思い、Surface Pro 3 更新履歴のページを見てみましたが、やはりまだのようです。
Surface Pro 3 更新履歴

ちなみに Surface Pro 4 更新履歴にはしっかりと掲載されています。